長崎西高同窓会

行事・イベント 

<財務省 長崎税関長 小坂 好洋(34回生)>
今年の講演会は、コロナ流行前の2019年以来4年ぶりに、第1体育館に全学年が一堂に会して行われました。 講師の小坂好洋さんは、今年7月に長崎県出身者として記録の残る中で初めて長崎税関長に就任されました。在学時は、昭和56年に野球部のエースとして夏の長崎県大会優勝に尽力、甲子園でもかの工藤公康投手と投げ合った体験をお持ちです。 「Game Changer」と題した講演はまずその野球の話から。史上初の東西対決で大橋球場が満員となった昭和56年の長崎県大会の思い出、甲子園では工藤公康さんの投げる球の強烈な印象、ノーヒットノーランの口惜しさなどを、面白おかしく語られました。 本論に入り、長崎税関の歴史と税関の3つの使命を解説された後、麻薬探査犬2頭が登場して体育館は騒然。実際に教職員や生徒を交えて麻薬の摘発のデモンストレーションが行われ、生徒たちは大興奮でした。 講演タイトルの「Game Changer」は、もともと「試合の流れを一気に変えてしまう選手」を表す言葉ですが、そこから「考え方を根本から変える出来事」の意味で使われています。小阪さんにとっての「Game Changer」は、世界税関機構に派遣されたことでした。通算13年の海外勤務で100ヵ国以上を訪れ、そこでのインターナショナルな業務を通じて、世界感が大きく変わったことを語り、生徒たちに、これから機会があれば積極的に海外に出かけて行くよう、呼びかけられました。

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